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PayPay誕生から今日で2年。 

今回はPayPayの生誕2周年を記念して、PayPayの設立からサービスローンチまでをよく知る3人に本邦初出し! PayPay誕生秘話を聞きました。


-  みなさんいつ頃から、どういうミッションでPayPayに関わったのか教えてください。

小林: 会社とサービス誕生前の準備段階からですね。20182月紀尾井町にあるヤフーの会議室でPaytm 最高経営責任者(CEO)であるVijayさんとお会いしたのが本プロジェクトとの出会いです。ヤフーの第一陣メンバーとして、ソフトバンクのメンバーとともに準備にあたりました。「秋にスマホ決済サービスの提供を開始する」「ソフトバンクとヤフーで合弁会社を設立し、インドのPaytmと連携する」「ユーザー数ナンバーワン、加盟店数ナンバーワンになること」、この3つを実現するため、人集めからスタートしました。

 

井上: 僕は(小林)直人さんから2カ月後おくれて4月から参加しました。当時言われたのは、ヤフーでスマホ決済事業を立ち上げる。販売はソフトバンクとヤフーのジョイントベンチャー(JV)で行うから、JVの立上げと事業計画の策定、その後営業企画をやってほしい、ということでした。1年以内に日本全国どこでもスマホ決済が使えるという想定で事業計画を考えましたが、実際にはまだ影も形もないサービスを販売していく営業組織を0→1でつくるところからでした。

Madhumita(以下、MM): 私はプロダクトマネジャーとして7月中頃から参加しました。既にPaytmで同様のプロジェクトを経験しており、上司から「日本でモバイルペイメント立ち上げのプロジェクトがあるので行かないか?」と声がかかったんです。10月のローンチまで3カ月。大変だけど、すごくいい経験になるだろうと考えて参加を決めました。

- 超短期でのスピードローンチをどう受け止めましたか?

小林: やるしかないというメンタリティでした。経営陣の強い意思を折に触れて感じていたので迷いは一切なかったです。むしろスマホ決済サービスをやる最高の舞台が整ったという思いが強かったですね。

井上: 僕も、経営陣の強い意思に加えて、集められたメンバーを見て「いける」と思いました。これはもう必ず成功する、という期待と自信がありました。

MM: 3カ月で立ち上げて、またインドのプロジェクトに戻るというプラン自体があり得ないと思いました(笑)。でもその分余計に燃えて、絶対やってやろうと思いましたね。

- 最初の数カ月はどのように過ぎていったのですか?

井上: 僕自身、どんなサービスを作るのかもわからないままそれを売る部隊をつくるという、途方もない作業でした。5月下旬にインドに行き、町の屋台から大手スーパーまでモバイルペイメントが使われる様子を目にしてはじめて、「あ、なるほど、こういうものか!」と腹落ちしました。それを機に、自分の言葉で営業マンたちにサービスの未来を伝えられるようになりましたが、まだないサービスの内諾をもらう営業活動は難しかったです。説明しようにも見せるサービスがないので、PDFでパラパラまんがをつくってiPadで紙芝居みたいに説明する。これを僕らは「ファンタジー営業」と呼んでいました(笑)。

インドではこうした屋台の花屋でもモバイル決済が使える!

MM: プロダクト開発も難易度が高かったです。言葉も文化も出身母体も違うメンバーが、時差のある3拠点(インド、カナダと日本)から同時開発をしていて、私は日本語がまったくわからない中で日本にきて、プロダクトマネジャーとして3カ月でサービスローンチしなければならなかった。どうやればいいんだろう、日本人エンジニアたちとどうコミュニケーションとればいいんだろう、とものすごく恐ろしかったです。正直、あの状況でスピードも品質も追うこと自体、不可能なミッションに近かったんです。

- そんな状況をどうやって乗り越えたんですか?

MM: 当初からエンジニアのリーダーは本当に仕事熱心で明確なビジョンを持っていました。私たちも同様の決意をもって集まっていたので、チームが一丸となって共通の目標に向かっていきました。こうして弱さよりも強さが勝ち、不可能を可能に変えていくような化学変化が起きていきました。文化の差は不思議とマイナスにならず、1+1が2ではなく、1+1が3になっていったんです。

小林: 同意です。MMが言うように「それぞれの常識からの脱皮」による相互作用がPayPayの良い部分を作り上げてきたと思います。短納期、会社設立とサービス提供の同時進行、という条件下で「スピード」が強く意識されました。また、即席のJVチームかつ多国籍チームであるが故に、これまで自明の前提でなんとなくやっていたことも、ひとつひとつ徹底して説得・納得したうえで進めていく必要があって、常識を相対化していくプロセスの繰り返しでした。いろんな部署の人のいろんな意見がある中で、「それはユーザーファーストであるか?」という問いに何度となく立ち返り続けた結果がプロダクトを磨いていったと思います。

井上: 営業もそうです。もともと営業部隊はソフトバンクのマネジメント層が多く、ピラミッド型でしっかりした組織力、上からの指示や緻密な作業がものすごく徹底している良さがありました。そこにヤフーが階層関係なくフラットで全員がいろいろやるというボトムアップ型文化の強みを持ち込んだ。PayPayは両社の良いところを活かしつつもそこにこだわることなく、独自の文化を大切にしてきました。それが今のいいサービス、いい会社につながってきているんだろうなと思います。

 

- PayPay CTOHarinderがよく言う「インドでも日本でもない、PayPayオリジナルカルチャーを作っていく」、これそのものですよね。

全員: 激しく頷く。

 

- その中でご自身はどのように変化していきましたか?

MM: 信じられないほどの学びを得ました。これまでの旅路は本当に楽しく、私にとっても大きな変化がありました。仕事をするうちに段々楽しくなって、日本や日本食が好きになり、みんなのことも好きになっていきました。もしそうじゃなければつらかったかもしれませんが、私は、国や文化の違いを感じながらも、非常に楽しかったです! なので3カ月が2年になってしまいましたが、ま、そこはいいかなと(笑)。

小林: 自分の知識と経験を総動員して取り組むべき最高の舞台を用意してもらったので、モチベーションの着火も維持も気にしたことはありません。ただ、フルマラソンなのか、ハーフマラソンなのか、はたまたウルトラマラソンなのか。高低差も天候もわからない状況で走り始めているような状況でしたので、心身ともにベストな状態にして、あらゆる課題解決に全力を注げるコンディション作りは気にかけていました。

井上: 全国20拠点の同時立ち上げを約3カ月でやりました。その時は営業メンバーのみならず企画メンバーも新しい拠点に散って研修講師を1週間泊まり込みでやって、育てて戻ってくる。自分は静岡拠点の立上げを、他のメンバーも同様に各地で自分たちの思いを伝承する人を育てることをやりました。同時に、その人たちが加盟店さまを回るために必要な端末だったり、オフィス設備の手配も全部やって、仕事中気絶しそうなほど大変でしたが、やりがいがありましたね。

- 今のPayPayを見て思うことと、今後への期待を聞かせてください。

小林: 「ユーザーファースト」と「スピード」が、経営陣からのメッセージから企業カルチャーへと昇華し、みんなの自然なふるまいとして染みついてきました。これは今後も維持していきたい。そして最大の魅力は「チーム力」。いい時も悪いときも全員で攻め全員で守るという、このチーム力が自分は好きですし、PayPayの競争力の源泉だと思いますので、どんどん強化していきたいです。

井上: PayPay設立前夜に生まれた長男が2歳になって、「PayPay」って口にするようになったのが感慨深いです(笑)。CMなどで日本全国に知ってもらえるようになりましたが、今後もより多くの人に使ってもらえるプロダクトにしていきたいし、広める役割をしていきたいです。それから、社内にはグローバル人材がたくさんいるので、PayPayをグローバルブランドへ育てていきたいです。

MM: 日本でPayPayはとても順調に成長してきているので、日本でアプリNo.1の位置を保ちながら大きなマイルストーンを達成する努力を続け、いずれ他国でも展開していければ素晴らしいと思います。

 

- 最後に、これからPayPayにジョインしようとしている人たちへのメッセージをお願いします。

井上: PayPayほどベンチャー気質の勢いと、世の中に広められる力の両方を備えている会社はないと思います。世の中のインフラじゃないけど、より多くの人に貢献したいと思っている人にとってはベストな会社だと思います。

小林: 大企業の戦い方とベンチャーの戦い方をハイブリッドでできるかなり稀有な会社だと思います。また、世界中の一流企業と事業開発をする機会にあふれています。サービスは常に成長し変化していくので、今入ったとしても、これから続く何百ページという壮大なドラマのまだ序章にすぎません。初期メンバーとして一緒にがんばっていきましょう。

MM: PayPayはいろいろな国やバックグラウンドの人が集まる会社です。このメンバーで、たった2年で成し遂げてきたことを振り返ると、本当に誇りに思います。PayPayはほかのどの日本企業とも違いますし、ここで得られる経験はとてもユニークです。プロダクト開発スピードは速く、非凡な機会、非凡なチームとの出会いがあります。毎日続くチャレンジを怖れずに、ワクワクしながら乗り越えられる自信がある人はぜひPayPayに来てください。でもその時は、絶対にシートベルトを忘れないで。PayPayというめまぐるしいジェットコースターから振り落とされないようにね!

 

- PayPayでの日々がそんなにワクワクしたものなんだったら、もうインドに帰れる日は来ないかもしれませんね。

MM: I will think about it!!! (考えておきます!)

一同: 爆笑

3人揃ってPayPayポーズ♬

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通訳:旭尚子さん

編集:az (PayPay Inside-Out編集部)

※社員の所属等は、取材当時のものです。

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