第4章 PayPayチャット機能特約
PayPayサービス利用規約
第2編 個別サービスの利用条件
第4章 PayPayチャット機能特約
PayPayチャット機能特約は、PayPay株式会社(以下「当社」といいます)が提供する第1条第1号に定めるチャット機能について定めるものです。チャット機能のご利用に際しては、第1編の規定および本特約が適用され、第1編の規定と本特約との間に矛盾・抵触する規定がある場合には、本特約が優先して適用されるものとします。
第1条 定義
本特約で用いる語句の意義は、以下に定めるほか、第1編で定めるとおりとします。
「チャット機能」とは、PayPayチャット機能利用者がチャット上でメッセージのやり取りをすることができる機能をいいます。
「PayPayチャット機能利用者」とは、PayPayチャット機能特約に基づきチャット機能を利用する者、または利用しようとする者をいいます。
「本投稿内容」とは、PayPayチャット機能利用者がチャット機能上で投稿または発言した内容をいいます。
第2条 通信の秘密
当社は、電気通信事業法(昭和59年法律第86号)第4条その他関係法令に基づき、PayPayチャット機能利用者の通信の秘密を守ります。
前項の規定にかかわらず、当社は、当社が次の各号に該当すると判断する場合、PayPayチャット機能利用者への事前告知なしに、本投稿内容その他PayPayチャット機能利用者の通信の秘密にかかわる情報を閲覧、提供、利用または非公開もしくは削除できるものとし、当社はこれについて一切の責任を負いません。
刑事訴訟法(昭和23年法律第131号)または犯罪捜査のための通信傍受に関する法律(平成11年法律第137号)の定めに基づく強制力のある処分または裁判所の命令もしくは令状による場合
法令に基づく強制力のある処分が行われた場合
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限および発信者情報の開示に関する法律(平成13年法律第137号)に従って送信防止措置または発信者情報の開示等に応じる必要があると当社が判断した場合
他人の生命、身体、財産または名誉、プライバシーの保護のために必要があると当社が判断した場合
前各号に掲げるほか、違法性阻却事由を満たすと当社が合理的に判断した場合
PayPayチャット機能利用者の同意がある場合
第3条 免責事項
チャット機能の利用に当たっては、第1編第1章第12項(免責事項)が適用されるほか、以下の各条件が適用されます。
PayPayチャット機能利用者は、自らの責任でチャット機能を利用するものとし、当社は、本投稿内容について一切の責任を負わないものとします。
当社は、本機能上でPayPayチャット機能利用者同士またはPayPayチャット機能利用者と第三者において生じた紛争や損害につき、当社に故意または重過失がない限り、責任を負わないものとします。
本機能に対する不正アクセスなど、第三者の行為を原因としてPayPayチャット機能利用者に損害が生じた場合であっても、当社は、当社に故意または重過失がない限り、責任を負わないものとします。
第4条 禁止事項
PayPayチャット機能利用者は、チャット機能の利用に際して、第1編第1章第6項(サービス利用にあたっての順守事項)の規定を遵守するものとします。とりわけ、以下の各号に掲げる行為は固く禁止されます。
第三者の氏名、住所、写真等の個人情報を不正に公開する行為
当社または第三者の名誉、信用、プライバシー権、パブリシティ権等の権利を侵害する行為、または当社または第三者になりすます行為
第三者に対する、不当な誹謗中傷、侮辱、いやがらせ、その他経済的もしくは精神的損害を与える行為
民族、人種、性別、年齢等による差別につながる表現や行為
猥褻な情報、青少年に有害な情報および異性交際に関する情報を投稿などする行為
犯罪を助長する行為
その他法令・社会規範・公序良俗に反するなど、当社が不適切と考える行為
PayPayチャット機能利用者が、第1編第1章第6項または前項各号に定める禁止事項に違反した場合、PayPayサービス利用規約の定めに基づき、当社は、当社のサービスおよび機能の全部または一部の提供の中止、アカウントの削除等の措置を講じることがあります。
第5条 本投稿内容についての権利帰属等
本投稿内容については、第1編第1章第9項の規定(お客様のデータおよびコンテンツの取扱い)を準用するものとします。
2021年3月4日制定