Voices of PayPay Business 01

キャッシュレス化において、
さらに圧倒的な存在になっていく。

 

PayPayの営業組織体制を教えてください。

全部で現在は6本部体制となっており、それぞれの本部で役割、セールススタイルやターゲットが異なっています。

まず東日本・西日本営業本部、ここは日本全国に22ある営業拠点、30を超えるチームに、数千人規模の営業パーソンを抱える一番大きな組織です。まさに地域の個店様に向き合い、寄り添うといったことを主な業務としている営業組織です。

エンタープライズ営業本部(第1本部/第2本部)は、大手クライアントをターゲットとした100億円、100店舗以上をひとつの基点として、個店営業組織と分けて営業活動をしています。第1本部、第2本部というのは担当業界に応じた分類です。既存のPayPay加盟店様に向けては、キャンペーンタイアップ、クーポンやスタンプといったソリューションのご提案を、一方でまだPayPay加盟店になって頂いていない企業様へは導入のご提案を行っています。

パートナー営業本部は、加盟店様とPayPayの間をつないでくださる、オフラインのお店でいえばゲートウェー、オンラインのお店さんではPSP (Payment Service Provider/決済代行業者)といったパートナー企業との連携強化を行なっている部門です。水道やライフラインなど、いわゆる公共料金をPayPayで支払えるようにユースケースを拡大したり、PayPayを含めキャッシュレスサービスをまとめて新規加盟店さんに提案する会社と連携したり、といった活動も行なっています。

そして、最後にセールスサポート本部は、前述の各営業本部が「営業だけに専念」できるように立ち上げたチームです。あらゆる事務、契約、教育、セールスツール作成など、営業をサポートするすべての活動をこのチームが担っています。

 

PayPayの営業とは?

PayPay創成期であれば例えば300万店舗開拓を1年、いや半年でやれという大きいミッションがある中、またまだそもそも売るもの自体が形になっていない状況からそれをスピーディーに具体化してお客様のニーズに答えて拡販していったなどの苦労がありました。そういった意味ではあの時に比べたらPayPayの認知度だけでなくキャッシュレスということについて認知が上がった今は、正直はるかに楽になっていると思います。

ただし、会社・組織のフェーズがその分変わってきてるので営業に要求されることは社内、社外のクライアント、お客様からも今まで以上に高くなってきていると感じます。

そんな中で僕の仕事は結果を出した人が勝ち上がっていけるチャンスをつくることだと思っています。例えば、ありきたりかもしれませんが各種社内アワードを盛大に行う。これも組織文化の1つだと捉えています。ブロック対抗であるとか、営業パーソン対抗、スーパーバイザー対抗ガチンコバトルみたいな競争をどんどん企画、見える化して「今、誰と誰が一勝一敗!」などと競っていく機会を大事にしています。

そして勝ち上がっていく。ヒエラルキーがあって、勝ち抜きがあって、結果を出したが、しっかりとチームの礎にもなります。公正な環境の中、勝ち上がる人間と勝ち上がっていくチャンスを多くつくる、そういうことをずっとやっています。

向いているのはどういうタイプ?

それはもう、自走する人。変化を楽しめるひと。耐久能力のあるひと。ですね。

僕がキックオフとかでよく言っているのは、誰よりも早く、まずお客さんのところに行って、刺さり合えるスピード感が必要だということです。あと、ベンチャーですから朝令暮改みたいなことも大いにあるので、柔軟に対応しましょうというのがもう一つ。

さらにはPayPayの変化に合わせて、自ら変体していくことを楽しめる資質も大切です。 事業は次々変化・変体していくので、これを楽しめること。時には、やや先読みをして「これ、必ずきますから」って、スモールテストをどんどんやればいいです。

個店営業においては、自らが模範となって引っ張っていくタイプが向いています。個店はたくさんメンバーがいて、リーダーがいて、その責任者がいて、というピラミッド型組織です。ラーメン屋のご主人のそばに寄り添って、困ったことを全部助ける、そんなタイプに向いているんです。

対する法人と向き合いのエンタープライズ営業では、対面する企業さんによっても違いますし、求められる数字やデータなども、プロセスも違います。ただ、両方に通じることは、アジリティ、柔軟性。そして、一番大事なのはチームワークです。

僕は団体スポーツをやっていたんですが「僕がミスっても誰かカバーしてくれるよね、それがいいチームだよね」というメンタリティではダメ。「ひとりひとりがまっとうする。120%ずつまっとうせよ」というメンタリティでなくてはならないんです。

そう。誰にも迷惑かけない。そんなことを大切にしたいです。

PayPayをどんな会社にしていきたいですか?

僕はPayPayというのは、これからがめちゃくちゃ楽しみな会社だと思っているんです。わずか4年間で、ここまで成長している会社はないですよね。今後さらに、いろんなサービスを出していって、日本のキャッシュレス化において、さらに圧倒的な存在になっていくのは間違いありません。

さらに今後様々な機能やサービスが乗っていくわけですから、今のうちにジョインすることによって、まだまだ化けて変体していく、PayPayの、その化ける姿を一人称で体験できます。そんな会社・環境の中でひとりの人間としてビジネスパーソンとして「成長」をメンバーみんなが日々感じられるような会社にしていきたいですね。