プレスリリース

PayPay株式会社

PayPayカード株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

 PayPay株式会社(以下、PayPay)は、このたび、グループ会社であるヤフー株式会社(以下、ヤフー)との間で、PayPayカード株式会社(以下、PayPayカード)の株式譲渡契約を締結し、2022年10月1日より、PayPayカードを当社の完全子会社化(持分100%)することを決定しましたので、お知らせします。

株式取得の理由

PayPayが提供するキャッシュレス決済サービス「PayPay」は、2018年10月に提供を開始してから3年9カ月が経過し、ユーザー数は右肩上がりで増え続けて5,000万人に迫り、加盟店数は374万カ所(※1)になるなど、急速に事業規模を拡大しています。また、2021年度の決済取扱高は5.4兆円超、決済回数は36億回超となり、国内QRコード決済における「PayPay」のシェアは決済取扱高、決済回数ともに約3分の2を占め、国内No.1(※2)となっています。

一方、経済産業省が公表した2021年の日本のキャッシュレス決済比率は約3割で、2025年までに約4割、将来的には世界最高水準の約8割を目指すと提言しています。近年増加率が上がりつつも先進国の中では低い状況であり、国を挙げてキャッシュレス決済の推進に取り組む中、「PayPay」や「PayPayカード」の事業規模のさらなる拡大が期待されます。2022年2月には、「PayPayカード」と連携することで、「PayPay」で利用した金額を翌月まとめて支払えるサービス「PayPayあと払い」の提供を開始し、チャージ不要で、より便利に「PayPay」をご利用いただけるようになりました。サービスの親和性の高いPayPayカードをPayPayの子会社にすることにより、意思決定のスピード向上とシナジー効果を生み出しやすい環境を醸成し、今後のキャッシュレス決済の進展はもちろん、金融サービス事業のさらなる発展を実現します。開発力やマーケティング力に強みをもつPayPayとクレジットカード事業におけるノウハウを持つPayPayカードが、「PayPay」と「PayPayカード」を利用するお客様により使いやすく、お得な体験ができる環境を一体となって提供することで、ユーザー数の増加とメインカード化を加速し、グループ一丸となってキャッシュレス市場における一層のシェア拡大を目指してまいります。

PayPay完全子会社化(持分100%)となるPayPayカードの概要

名称  : PayPayカード株式会社
設立  : 2014年7月
資本金 : 100百万円(2022年3月31日時点)
主な事業: クレジットカード事業
所在地 : 東京都千代田区紀尾井町1番3号 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
     (福岡本社:福岡市博多区博多駅前四丁目21番26号)
従業員数: 718名(2022年4月1日現在)
代表者 :代表取締役社長 谷田 智昭
     代表取締役   和田 充宏

※1 ユーザー数は2022年7月時点、加盟店数は2022年6月末時点(※加盟店数は店舗やタクシーなど、「PayPay」への登録箇所数の累計です)
※2 一般社団法人キャッシュレス推進協議会の開示資料(2021年度の国内QRコード決済利用動向調査結果)から「PayPay」の比率を集計、PayPay調べ

以上

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