PayPay株式会社、資金移動業の登録を完了

ソフトバンクグループ株式会社とソフトバンク株式会社、ならびにヤフー株式会社の共同出資会社であるPayPay株式会社（以下、当社）は、「資金決済に関する法律」における資金移動業の登録を完了（登録番号：関東財務局長第00068号）しました。これにより、2019年9月30日よりスマホ決済サービス「PayPay」において、本人確認手続きを完了したユーザーが、現金へ払い出し（出金）可能な「PayPayマネー」（※1）をご利用いただけるようになりました。

今後、本人確認手続きの完了後にユーザーが銀行口座などからチャージしたPayPay残高は「PayPayマネー」となり（※2）、ご指定の銀行口座への振り込みによる払い出し（※3）が可能となります。また、本人確認手続きが完了したユーザー同士は、相互に「PayPayマネー」を送金することができるようになります（※4）。

なお、資金移動業の登録に伴い、ヤフー株式会社がこれまで「Yahoo!マネー」の名称で提供していた電子マネー事業は、2019年9月30日に当社に承継（※5）され、「Yahoo!マネー」は「PayPay」に統合されました。現時点で「Yahoo!マネー」を保有しているユーザーの「Yahoo!マネー残高」は、今後「PayPay残高」へ移行していただくことになります（※6）。加えて、「Yahoo!マネー」が「PayPay」に統合されたことで、これまで多くのステップを必要としていた「PayPay」での銀行口座の登録フローが改善され、簡単に登録できるようになりました。さらに、PayPayアプリを使って公共料金などの支払いができる「PayPay請求書払い」の利用可能サービスに、これまで「Yahoo!マネー」が対応していた約300の地方公共団体や事業者の請求書が加わり、暮らしにまつわるさまざまな料金を、自宅にいながら24時間いつでも「PayPay」で支払えるようになりました（※7）。

当社はこれからも、あらゆる小売店やサービス事業者、ユーザーにスマートフォン決済の利便性と安心してご利用いただける環境を提供し、日本全国どこでもキャッシュレスで買い物ができる世界を目指していきます。

※1 「PayPayマネー」の詳細はこちらをご確認ください。
（参考）プレスリリースPayPay残高の各名称および有効期限の変更等について

※2 「Yahoo! JAPANカード」、および「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」によるチャージの場合は、本人確認済みであっても「PayPayマネーライト」が適用されます。

※3 すでに保有している「PayPayマネーライト」は、払い出し（出金）可能な「PayPayマネー」には変更できません。また、銀行口座への振り込みには所定の振込手数料がかかります（詳細はこちらでご案内します）。

※4 PayPay残高を送る際に使用されるPayPay残高の種類には、優先順位があります。詳細はこちらでご確認ください。

※5 事業承継についての詳細はこちらをご確認ください。

※6 移行後のPayPay残高の種類は、「Yahoo!マネー」における本人確認手続きの状況により異なります。

※7 「PayPay請求書払い」のご利用可能サービスの範囲についてはこちらでご確認ください。

■銀行口座の登録フロー

■本人確認手続きについて

「PayPayマネー」のご利用にあたっては、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づいた本人確認が必要です。「PayPay」では、銀行口座を登録することによる間接的な本人確認に加えて、株式会社ポラリファイが提供する「Polarifye-KYC」を活用した簡単な本人確認を、PayPayアプリ内でご利用いただけます。本人確認書類と顔をスマートフォンのカメラで撮影するだけで本人確認を完了することが可能で、ユーザーは煩わしい手続きを経ることなく「PayPayマネー」の利用を開始することができます。

■PayPay残高の種類（2019年9月30日より）

※ 「Yahoo! JAPANカード」、および「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」によるチャージの場合は、本人確認済みであっても「PayPayマネーライト」が適用されます。

※ PayPay残高の詳細はこちらをご確認ください。

■PayPayアプリは、こちら（App Store、Google Play™）でインストールすることができます。

※ 対応環境：iOS11.0以上、Android5.0以上

■関連画像はこちらでダウンロードできます。